コロイダルシルバー

 

本物のコロイダルシルバーは下の写真の様な黄色をしています。透明やグレーであれば、コロイダルシルバーではないです。それはイオン性の銀(Ionic Silver)と呼ばれ、コロイダルシルバーと同じ効果は望めません。

 

 

銀イオン(Ionic Silver)市販製品のほとんどが実はこれ

銀ナノ粒子(Colloidal Silver)本当のコロイダルシルバー

本当のコロイダルシルバーの作り方はこちら

MMSがメインのサイトですが、コロイダルシルバーの使いやすさ、自分でも簡単に自宅で作れるという点、飲み易さ等を考えてもMMSに匹敵する、若しくはそれ以上のものを感じていますので、昔から趣味で作っていたコロイダルシルバーについてのページを追加しました。

 

コロイダルシルバーを真剣に追及し始めた理由

過去にMMSの味がどうしても我慢できず精神的に飲めなくなり、実際の知り合いが二人がんで亡くなりました。コロイダルシルバーでがんが消えるという話がネット上にも本にもあり、自分の外国人の友人ががんのステージ3の状態でコロイダルシルバーだけを飲んで試してくれました。そして2ヵ月でがんが消えました。ウイルスには効果は弱いと感じましたが、がんに関してはMMSの数十倍効力があると感じました。味も水を飲むのと同じなので精神的に辛くならず吐き気も無し、そしてステージ3のがんがたった2ヵ月以内です。同じ人が初めはMMSを飲み続け途中で中断を何度か繰り返し、ステージ3のまま2年が過ぎました。その状態でコロイダルシルバーに変えてもらいました。がんに関してはMMSよりもコロイダルシルバーの方がよいのではないかと思い、いろいろと現地の人達にコロイダルシルバーを試してもらうことを始めました。最近はMMSよりもがんになった人にはコロイダルシルバーを試してもらうことにしました(現地で)。2021年~
 

コロイダルシルバーとして販売されている多くの商品は、ほぼ銀イオンです。銀粒子があったとしても5%もない商品が殆どです。市販品を少量飲むだけでは、癌や病気は治らないと思います(ですが、市販品は皮膚等の外用には効果あり)。

 

ネットで出回っている一般的なコロイダルシルバーの作り方では、実は本当のコロイダルシルバーではなく銀イオンを作っています。そして市販されているジェネレーターも、本当のコロイダルシルバーができるものはありません(SilverTron以外)。本当のコロイダルシルバーは、時間と電流で計算し、還元剤を使って銀粒子にします。

silver nanoparticle  100 nm以下のものを指し、それ以上のものはnanoparticleとは呼ばれない

 

概要

  • コロイダルシルバーは天然の抗菌剤でMMSと同じくらいすごい
  • 世界中で広まっているコロイダルシルバー作成方法では、実際には酸化銀を作っている
  • 本当のCSは電流と時間を計算して作る
  • 市販されている多くの商品がコロイダルシルバーと書かれていても、成分の殆どが銀イオンで銀粒子は極わずかな物が多い
  • 体内で効果的に効くのは銀イオンではなく銀粒子の方(銀イオンは胃までしか届かず、その先からは銀粒子しか届かない)
  • 銀粒子が小さいと粒子の表面積が大きくなるので効果が高くなる(限度があり反対に小さすぎると有毒)
  • コロイダルシルバーの飲用に関し、ネット上ではネガティブな情報で溢れているがMMS同様リスクはない(本物のCSであれば)
  • チンダル現象が見られれば良いコロイダルシルバーというわけではない(単に粒子の大きな効果のない銀の存在を示している)
  • TDSのppm=コロイダルシルバーのppmではない
  • 本当のコロイダルシルバーは瓶でなくてもプラスチック容器保存が可能(銀イオン製品は瓶に保管する必要がある)
  • コロイダルシルバーを飲むだけで癌は消えた(MMSよりも早い)

 

コロイダルシルバーの飲用で癌が消えたというテスティモニアもあり、MMSより歴史も長くMMS同様がんには期待が持てます

 

ガラスの青や茶色の瓶に入っていたら、銀イオン商品の可能性が高い

コップに移し、透明やグレーがかった色であればほぼ銀イオンであってコロイダルシルバーではない

 

(余談)CS関係のサイトでは少し有名で、この一般的な作り方こそが正しいと言って機械を販売しているがいます。この方はコロナパンデミックが始まった初期の頃、コロイダルシルバーはコロナウイルスに効くとサイトに書いて訴えられました。情熱をもってコロイダルシルバーの良さを伝えようとしている方に思えました。この方は銀ナノ粒子(silver nanoparticle)ではなく銀イオン(silver ions)こそが病原体に効くと主張していています。銀イオンが効果があるのは間違いないのでスプレーとして使うのは問題はないとは思いますし、米国立衛生研究所のサイトを読むと銀イオンの方がいろいろなことにより効果があるようにも思います。ですが問題となってくるのは飲用の場合の効果の出方だと思います。

Silver Nanoparticles and Silver Ions as Potential Antibacterial Agents | SpringerLink

この方のサイトは有名なので、塩化銀を作っているとは知らずコロイダルシルバーだと思い彼の商品を買っている人は多いと思いますが、この方の販売されている機械(この方に限らず市販の機械の全部と言っても過言ではないです)では、本当のコロイダルシルバーは作れません。

 

これが自宅で作った、銀粒子95%以上の本当のコロイダルシルバーの色です

 

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ここから

 

 

銀イオン(Ionic Silver)とは   市販製品のほとんどが実はこれで、コロイダルシルバーではないです

銀イオンは電子を一つ失った銀の原子のことです。原子の一番外側の電子が、物質の物理的な性質を決定しています。銀の原子から電子を一つ取り除くと、銀イオンになります。イオン性銀は、金属性銀、銀粒子、コロイド性銀とは異なります。コロイダルシルバーと呼ばれて販売されている多くの製品が、この銀イオンになります。塩化銀は、銀イオンと塩化物イオンが結合してできる化合物です。不溶性化合物であり、人体内で一度生成されると溶けることはありません。銀イオンと塩化物イオンは互いに強い引力を持ち、引き離すことは事実上不可能で塩化銀の化合物を形成します。すべてのイオン性銀は、体内で塩化銀に変化します。塩化銀は腎臓で処理されて尿として排出されます。粒子に含まれる銀成分の部分だけが、体内で有効性を保つことができると考えられています。一般的なコロイダルシルバーと呼ばれている銀イオン製品には、3~20ppmのイオン性銀が含まれており、この程度のppmであればアルジリアは引き起こさないです。ですが高濃度のイオン性銀(100ppm以上)を摂取すると、アルジリアを引き起こす可能性が高くなります。

 

 

銀ナノ粒子/コロイダルシルバー(Colloidal Silver)とは   これが本当のコロイダルシルバー

懸濁銀のナノメートルサイズの粒子を含む水の溶液です。総銀含有量は、水1ℓあたりの銀のミリグラム (mg/L) として表され、数値的には100万分の1(ppm)と同じです。銀の総含有量は2つの形態の銀に分けられます。銀イオン銀粒子です。本当のコロイダルシルバーは、銀粒子が90~95 %含まれ、残りの数%のみが銀イオンです。銀粒子の濃度は、総銀濃度からイオン濃度を差し引くことによって決定されます。銀コロイド粒子が浮遊したまま底に落ちないのは、粒子の相互反発を引き起こし、溶液全体に分散させる電荷を持っているからです。この電荷はゼータ電位と呼ばれ、負です。

 

 

コロイダルシルバーとラベル付けされ販売されている商品の種類(本当のコロイダルシルバーではない)

・イオン性銀溶液-----コロイダルシルバーと呼ばれている市販品の多くがこのタイプです。銀の含有量が主に銀イオンの形態である製品です。

・タンパク質ベースの銀製品-----ゼラチンを添加物として使用し、底に落ちてしまう大きな銀の粒子を浮遊させます。

10ppmコロイダルシルバーとして販売されている多くの商品は、実はほとんどが銀イオンの製品です。90%がイオン形態で残り10%のみを粒子形態で有します。これは10ppmと宣伝されている製品に銀粒子が1ppmしか含まれていないことを意味します。市販品のコロイダルシルバー(とラベル付けされているだけ)が10ppmとあれば、1ppmのコロイダルシルバーを使っていることになります。

このタイプの製品だと、9vの乾電池で自宅で簡単に作れます。銀粒子もほんの少しですができます。殺菌効果は認められているので、市販品を買うよりも経済的です。

 

 

銀イオン(Ionic Silver)と銀ナノ粒子(Colloidal Silver)の違い

銀イオンと金属銀の重要な違いの一つに、イオン性の塩化銀は部分的に水に溶けるという点があります。塩化銀は0.8ppmまで溶解しますが、他の銀化合物は溶解しません。溶解したイオン性塩化銀は体内組織の移動が可能ですが、これよりも大きなメタリック銀のナノ粒子は移動できません。これらの銀は常に正に帯電している為、細胞壁の外側で負に帯電している人間の細胞に引き付けられます。正と負が引き付け合う為、イオン銀はメタロチオネインによって運ばれ細胞壁に入ります。そして銀イオンは細胞内にある硫黄やセレンイオンと反応し、非水溶性の銀化合物を生成します。これらの粒子が蓄積し、銀皮症になります。フィルム写真を考えたら、わかりやすいかもしれません。銀皮症の人をスキャンすると、皮膚組織にメタリック銀やセレン化銀、硫化銀の存在が認められるそうです。もっと詳しく知りたい方は、いろいろな文献が出ているので検索してみてください。

※銀皮症で有名なローズマリーですが、彼女が使っていたのはコロイダルシルバーでもイオンシルバーでもなく銀塩だったのではないかと言われています。製薬会社に雇われ、コロイダルシルバーのイメージを悪くする為にやったとも言われています。

銀イオンは体内ですぐに他の物に変わってしまうので体内で長時間存在することができません。イオン性の溶液が体内に入るとすぐに口や食道や粘膜から吸収され、残りは胃の中の塩酸で他の多くの化合物と結びつき、銀粒子の静電反発力を壊し機能しなくなります。血流に入った塩化銀も、意味がある抗菌特性を示さないと言われています。その為、飲用ではなくスプレーとして何かの表面の殺菌に使う方が適していると言えます。アマゾン等で売られているコロイダルシルバーですが、決まった定義がないために本当に曖昧です。イオン性銀であれば、効果があると思って飲んでいてもほとんど効果がないかもしれません。体内の中に長く存在させるには、胃酸や塩化物イオンの影響を受けない銀ナノ粒子の状態でしか存在できません。

反対に、銀粒子は胃酸の影響を受けません。胃腸管の内層を容易に通過して血流に吸収されて循環し、体の中で病原体と接触してそれを殺します。

 

粒子の表面積を生み出すのは銀イオンではなくて銀粒子なので、粒子の表面積が大きいほど効果が高くなります。小さい粒子ほど粒子表面積が大きくなる為、宣伝では粒子が小さいと宣伝されています。そして、ppmが高いほど効果が高いと思われていますが、効果が高いのは表面積が大きい銀粒子(小さい粒子)であってppmではありません。※反対に粒子が小さすぎると有毒

飲用には10~20ppmが最適と言われています。

低品質の製品(主に銀イオン)ほど、安定性を保つためにガラス瓶で販売されています。高品質の本当のコロイダルシルバーは、petプラスチック透明容器でも保存ができます。購入の際に、ガラス瓶であれば銀イオンだと思った方がいいかもしれません。そして容器が茶色や青の色付きの場合も、銀イオン銀商品である可能性が高いです。銀ナノ粒子からなるコロイダルシルバーは、感光性がないので透明な容器でも保存ができます。

 

いくつかの実験では(in-vitro)有用なデータがあります。細菌🦠を殺すのに必要な濃度ですが、ほとんどの細菌で2~6ppmだそうです。

 

 

(余談)専門家が書いているCSのフォーラムとは関係がないコロイダルシルバーの本の中にあったテスティモニアルですが、膀胱癌になりストーマの手術が必要だった人が自棄になり、毎日120mlのコロイダルシルバーを飲み続けて手術前の検査に臨んだ話がありました。すると癌が手術する必要がないくらいに小さくなり、それから更にその量を飲み続けていたら癌が消えたと書かれてありました。本人は通常小さじ1杯程度飲むのが流通している飲み方なので、120mlは多すぎると本人は思っていたそうです。この本は一般的な作り方によるコロイダルシルバーなので、CSのフォーラムの専門家によると塩化銀を作って飲んでいたことになります。塩化銀を飲んで胃酸とで酸化銀になるものを飲んでも、癌が消えたということになります。CSフォーラムの専門家は塩化銀を飲ん治るのはプラセボ効果だと言い切っていたので、少々疑問が残ります。

 

 

 

銀イオンは細菌やイースト菌に対しよく働きますが、ウイルスに関しては銀粒子の1/12しか効果がありません。銀イオンは長期保存はできず、何かの表面の抗菌には適していますが飲用には銀粒子の状態の方が効果が高いです。

Silver Nanoparticles as Potential Antiviral Agents (nih.gov)

 

10ppmのコロイダルシルバー=原子1000万ごとに999,990がH2O、10個の原子が銀

 

銀の電子が電子を一つ失うと正の電荷をもつ銀イオンと呼ばれます。銀イオンはコロイダルシルバーと同じ銀ではありません。

コロイダルシルバー(colloidal silver)=銀のナノ粒子で構成されている・粒子は完全で他と結合しない

銀イオン(ionic silver)=イオン性で他の物質に反応・すぐに他の化合物と結合して化合物を生成する

 

 

銀イオンかコロイダルシルバーか

in-vitroではどちらのタイプのシルバーも、病原菌を殺すのはわかっています。コロイダルシルバーは2倍のppmを必要とし、シルバーイオンはヒトの線維芽細胞に対して25倍毒性があります。あくまでも試験管の中で、実際にヒトの体でどう作用するかは完全には解明されていません。ヒトの細胞膜はマイナスに帯電しているのでプラスに帯電している銀イオンを引き寄せますが、コロイダルシルバーは反発します。その為、イオンシルバーは細胞に結合してしまい、血流中の病原菌を殺すことができません。一つだけはっきりしていることは、銀イオンはコロイダルシルバーよりもアルギリアを引き起こす可能性が高いということです。

 

OXIDATION OF ALDEHYDES AND KETONES

イオン性の銀は確かに効果があり、細菌の滲出液がイオン銀を銀粒子に還元することがわかっています。イオンを肌に付けて効果があるのは肌の表面で反応するからですが、シミができるのはその為です。これに関しては論文も出ているそうで、これを知っていてわざわざイオン性銀を摂取する必要はあるのかとCSのフォーラム参加者達は言っています。

銀イオンは体内では効果がかなり弱くなり、外用にしてもゼラチンキャップされたコロイダルシルバーでさえ十分効果が確認されているのに、わざわざスプレーとしても銀イオンを使う必要性がないそうです。

じゃあなぜわざわざ銀イオンを販売するのかは(実際はコロイダルシルバーと宣伝されて売られている)、何も知らない一般大衆に対しての金儲けでしかないとまでフォーラムでは言われています。

銀イオンからコロイダルシルバーに還元するのは簡単なので、わざわざ効果がCSよりも効果が低い銀イオンのまま使う必要がないというのがフォーラム参加者たちの結論のようです。

 

 

銀イオンと銀粒子の違い

 

  銀イオン 銀粒子
  アルジリアを引き起こす アルジリアを引き起こさない
  🦠細菌を殺す 殆どの🦠細菌を殺し繁殖も防ぎ、一部のウイルスも殺す
  溶解度の問題から最大20ppmまでしか作れない 20ppm以上でも作れる
  ヒトの線維芽細胞に対し毒性がある 🦠細菌に引き寄せられる
  正の電荷を帯びている 負の電荷を帯びている
  反対の電荷により健康なヒトの細胞に引き付けられる 胃の中で酸化されやすい
  イオンチャネルを介し細胞に入り、細胞内の硫黄およびセレンと反応してトラップされる 血液中の成分(ブドウ糖、ビタミンCなど)により、簡単に金属に還元される
  アクアポリンを介した細胞内外の水分移動を阻害する  
     
  銀イオンの摂取 銀粒子の摂取
違い イオン性銀を摂取すると、胃の中の塩酸と反応して塩化銀が生成されます。塩化銀は不溶性なので、イオン性銀の一部は塩化銀の結晶として沈殿しますが、これは治療上の特性はありません。残った銀イオンは正の電荷を帯びて、最初に接触した健康なヒト細胞に引き寄せられます。そのために銀イオンの大部分は、イオンチャンネルを経由して細胞に入り、まず胃や腸管の細胞で直ちに除去されてしまいます。残った銀イオンの一部は血流に吸収されます。次に銀イオンの生き残りは肝臓に運ばれ、そこでより多くのイオンが取り除かれて胆汁系から排泄されますが、ここでも一部の銀イオンは残ります。血液中に残ったイオンのうち、一部は血液中に含まれるグルコースなどの還元剤によって金属粒子に還元されます(本当のCSをシロップ等を使って還元させるのと同じ)。またナトリウムやカリウムを細胞内に運ぶイオンチャンネルを通過し、全身の健康な細胞に入り込むものもあります。その結果銀のほとんどは健康な細胞の中に閉じ込められ、病原菌を殺すことができず、また細胞内に通常存在する硫黄やセレンと結合しているため、細胞の外に出ることもできません。銀は血液中に金属粒子としてわずかに残り、この残った銀が病原体を殺すのに利用されます。摂取した銀に対する利用可能な銀の比率は誰も測定できていないため、正確にはわかっていないです。イオン性銀を投与されたマウスやラットの実験では、残った銀のほとんどは主に肝臓と脾臓に貯まることがわかっています。 金属銀ナノ粒子が摂取されると、すぐに塩酸の低いpHにさらされます。銀の一部約20%から25%は胃酸と反応して破壊され、塩化銀が生成されます(胃の環境をシミュレートした実験室試験による)。残りの75%から80%は、ほとんどが血流に吸収され、一部は腸から体外に排出されます。血液中に吸収された銀のうち、一部は肝臓のクプファー細胞によって除去され、胆汁を通して排泄されてから残りは血液中を循環します。その半減期は7〜8日程度です。胃酸によって破壊される銀の量は、粒子が酸に耐えられる物質でキャップされているかどうかによります(飲用目的のゼラチンキャップの必要性)。銀の金属ナノ粒子は、イオン性銀を摂取した場合よりも、血液中で病原体を攻撃するために利用できる割合がはるかに多くなっています。
血液中に入った金属銀の粒子は、病原体を殺すことができます。この粒子は大きすぎるのでイオンチャンネルを通して健康な細胞の中に入ることができず、また似たような電荷(ゼータ電位)によって健康な細胞からはじかれます。 このことは銀ナノ粒子が健康な正常ヒト細胞を攻撃することがないことを意味しています。一方🦠細菌が近づくと、その電荷の違いから銀ナノ粒子は引き寄せられます。すべての化学反応には電子の交換が必要なので、接近する必要があります。銀はあらゆる元素の中で最も表面電子が動きやすいので、最も伝導性が高いです。銀ナノ粒子が細菌に近づくと、静電的に細菌に引き寄せられます。近づくと電界強度(1ナノメートルあたり1ボルト)が上がり、銀粒子からの電子がナノサイズの稲妻のように病原体の表面に飛び出します。そうすると、病原体の壁が弱くなり破裂することができます。同時に電子を失った銀原子は酸化されて銀イオンとなり、粒子から放出され銀イオンは病原体に入り込んでダメージを与えることができます。病原体に入り込むためには、1回以上の電子交換が必要ですが、銀ナノ粒子には何千もの銀原子が含まれています。電子の弾丸をまき散らす機関銃のようなものだとイメージするとよいそうです。

 

 

粒子の表面積

粒子表面積とは、コロイド液1mL中に含まれるすべての粒子の表面積の合計をcm2で表したものです。表面積は粒子濃度(ppm)と粒子の平均直径に基づいた計算値です。粒子は球状であると仮定して計算されています。 粒子表面積は粒子径に反比例し、粒子中の銀濃度が一定であれば、粒子径が小さくなるほど表面積が大きくなることを意味します。粒子径が小さくなるにつれて粒子表面積が大きくなり、効果が大きくなります。 このため、粒子表面積が大切になってきます。平均粒子径10nmの粒子1ppmの粒子表面積は0.423cm2/mLですが、粒子径1nmの粒子1ppmの粒子表面積は4.229cm2/mLとなり、10nm粒子の表面積の10倍となることが分かっています。

 

 

コロイダルシルバーの種類

  • イオン性
  • 安定化(キャップ式)
  • 糖還元
  • 熱還元

 

 

チンダル現象

コロイダルシルバーは静電反発力によって分離されます。コロイドにレーザーを当てると、粒子はすべての方向に光を反射して可視化します。

 

世界中に広まっている作り方では、このレーザーが強くはっきりと見えた方が良いとされていますが、実はそれは間違いです。私も自分で作り始めた頃はレーザーを当てて喜んでいましたが、このレーザーや懐中電灯の光がかすかに見える方がよいコロイダルシルバーです。

このチンダル現象が最小限のコロイダルシルバーが理想ですが、ゼロになることはありません。チンダルは病原体には効果のない大きな粒子の存在を示しています。レーザーが赤くはっきり見えるということは、それは大きな銀粒子の存在を示していることになります。大切なのは、透明なほんの少しオレンジに傾いた綺麗な黄色であることです。ppmが高くなるにつれ赤く茶色っぽい色になりますが、基本は黄色です。大切なのは色です。グレーだったり透明なコロイダルシルバーは、コロイダルシルバーではなく、銀であったとしても銀イオンです。

 

Tyndall only indicates very large particles that are outside the therapeutic range.

 

コロイダルシルバーの中に粒子の大きなものが含まれていたとしても、それは大した問題ではありません。すべてが大きな粒子であれば問題ですが、きちんと作られていれば範囲内の銀粒子が存在しているはずです。それが有効であるということの方が大事で、少ししか存在しない大きな粒子に落胆する必要はないです。

正しいコロイダルシルバーの作り方で作る銀ナノ粒子は、平均直径約14ナノメートルです。色がナノ粒子の大きさを教えてくれます。

 

 

ppmと効力は関係がない

コロイダルシルバーではないのに、コロイダルシルバーとラベル付けされて販売されている市販製品には500ppmや1000ppmを超えるものもよく見ますが、それらの製品のことについてではなく、本物のコロイダルシルバー(銀粒子90%以上)のppmについてです。

病気の治療にppmの濃度がよく問題になっていますが、本物のコロイダルシルバーに関しては効力とppmは関係がないです。重要なのは何mgの銀粒子を摂取するかということです。1ppm=1ℓの水に銀ナノ粒子1mg 20ppmのCS1ℓには20mgの銀粒子

例)血液量5ℓの人が、血液中の銀粒子の濃度を6ppmにすることを目標とすると、30mg(5ℓ×6ppm)の銀ナノ粒子の摂取が必要。20ppmのCSには1ℓ辺り20mg含んでいるので1日に1.5ℓ飲む必要があります。

効力とppmは関係なく、ppmは摂取必要量を計算するのに重要であることがわかるかと思います。

320ppmを作った場合、20ppm以下に希釈して飲むように推奨されています。確かに320ppmを大さじ一杯飲むのと20ppmを何リットルか飲むのとでは飲み易さに違いがでますが、希釈して飲む理由の一つに、胃酸を希釈して小腸全体にCSが行き渡るようにするためというのもあります。320ppmでも害はないですが、希釈したCSを飲む方が効果が高まります。


 

 

最適な銀ナノ粒子サイズ

粒子の大きさは効果に大きな影響を与えることは確かですが、小さいからといってそれが良いというわけではありません。銀ナノ粒子が、🦠やウイルス等の病原体に有効である論文はたくさんありますが、それらの大きさよりも小さな粒子は反対にヒトの細胞に対して毒性を示すという論文もあります。 粒子サイズは特定のppm濃度で粒子の数に影響を与えるため、最適な粒子よりも大きいと病原体を攻撃するのに利用できる粒子の数が少なくなるため、効果が低くなることも予想されます。

最適な粒子サイズは、直径 10 ~ 20 ナノメートルの範囲内にあるようです。これより小さいと銀は健康なヒトの細胞に対し毒性を持ちこれより大きいと効果が低くなります。

フォーラムにあるCSの作り方で作ったCSは、表面プラズモン共鳴によって決定される平均直径約14ナノメートルの粒子です。平均粒子サイズが 14ナノメートルの20ppmのCSは、Johnsonのベビー シャンプーの色に近い透明な黄色です。高ppmでは14ナノメートルの粒子は茶色がかった色に見えます。少し大きいサイズでは色が少しオレンジ色になり、少し小さいサイズではわずかに緑の色合いになります。

平均粒子14ナノメートルから小さくなるにつれ、10ナノメートル以下では緑色になり5ナノメートル以下では透明になります。透明なコロイダルシルバーは毒性があり、皮膚が青く変色するアルジリアを引き起こします。

同じサイズの粒子からだけなるCSを作成するのは不可能で、常に粒子の大きさにばらつきがあるのが普通です。

現在の研究では、10~20ナノメートル範囲の粒子サイズが病原体に対する安全性と有効性に最適であることが示されています。粒子が大きいほど効果が低く、粒子が小さいほど健康な体細胞に有害です。

Surface plasmon resonance(表面プラズモン共鳴)とは、ナノ粒子が光を吸収することで特定の色を出すことです。14ナノメートルの粒子は青い光を吸収し赤と緑を残し、目には黄色として見えます。色は粒子の大きさによって決まります。

https://jnanobiotechnology.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12951-016-0214-9

 

 

イオン性銀が飲用に適さない理由

※コロイダルシルバーとラベル付けされ販売されている市販のCSのほとんどが、イオン性銀です。下記の内容を読めば、市販されている製品が飲用に適さない理由がわかると思います。

銀ナノ粒子、🦠細菌、ウイルスやヒト細胞と溶液中の粒子の表面電荷については、多くの混同があります。これはイオン銀と銀ナノ粒子のどちらが最も効果的かという問題から生じます。電荷は直接測定することはできませんが、粒子が2つの反対方向に帯電した電極の間をどの程度の速さでどの方向に移動するかを観察することによって間接的に測定されます(ゼータ電位)。ゼータ電位は粒子そのものの表面電位を測定しているのではなく、実際には粒子に引き寄せられ、その粒子を取り囲んでいたイオンの層を測定しています。

銀イオンがアルギリアを引き起こすのは、正電荷を持ったイオンが健康な細胞に引き寄せられることに間違いがないからです。 そうでなければイオンは反発し、正常な細胞には入りません。 健康な細胞はナトリウム、カリウム、マグネシウムなど、細胞に必要な金属を摂取できるように、プラスイオンを引き寄せます。 そのためには、細胞の表面がマイナスである必要があります。健康な細胞はマイナスに帯電しているので、マイナスの銀ナノ粒子は健康な細胞に入れません。同様にもし🦠細菌がマイナス電荷を持っていたら、健康な細胞にはじかれるはずですが、実際は健康な細胞に侵入して感染させることができるのでマイナスにはならないはずです。

🦠細菌がマイナスではなくプラスである場合、銀ナノ粒子は🦠細菌に引き寄せられます。銀ナノ粒子が🦠細菌の近くにあると、電荷の違いにより1メートルあたり数百万ボルトの電圧差が生じます。これは原子の放電を引き起こすのに十分で、放電が🦠細菌の細胞膜に穴を開け、細菌は出血多量で死滅します。

銀イオンだけでも細菌を殺すことを示す十分な研究がありますが、通常見落とされているのは銀イオンに含まれる滲出液です。銀イオンが細菌に接触する前に、細菌の滲出液が銀イオンを銀金属に還元することが見落とされています。 実際に大腸菌の滲出液を還元剤として銀ナノ粒子を生成することを実証した研究結果があります。

もしも🦠細菌の滲出液とグルコースの両方が銀イオンを銀ナノ粒子に還元することができると分かり、イオン性銀を摂取したらどうなるのでしょうか。イオン性銀を摂取するとその一部は健康な細胞に吸収され、その部分は病原体を殺すのに利用できなくなります。血液に入った分は血液中に含まれるグルコースや抗酸化物質によって銀粒子に還元されます。血液中で還元された銀粒子は実際に病原体を殺しますが、イオン性の銀ではなくその過程でグルタチオンなどの体の抗酸化物質を消耗しています。イオン性銀は人間の血流の中には存在できません。イオン性銀はいかなる内部目的にも使用しないでください。

これらのことから、イオン性銀は飲用(内服)に適していないことがわかります。銀の効果を最大限利用し、アルギリアを避ける為にも、飲用するのであれば銀粒子からなる本物のコロイダルシルバーでなければならないことがわかります。

 

銀の半減期

EPAが発表したデータによると、銀鉱山の労働者からのデーターで、少量の銀の摂取や環境からの吸収の場合、半減期は約8日であることがわかりました。現在ではラットを使った実験や、ヒトを使った実験で別の半減期を示すデータも出てきています。火傷をした患者の皮膚に銀を塗布して治療したデータでは、半減期が46日であることが分かっています。このデータは血液中の銀の濃度が1ppm以下という低レベルでの結果を示しています。またこれらの患者は火傷のため臓器不全に陥っている可能性があり、それが結果に影響を及ぼしている可能性があることに注意する必要があります。実験用ラットのデータでは、血中の銀の半減期は平均77日と長いことがわかりました。これは10nmの粒子でも25nmの粒子でも同じでした。この実験では体重1kgあたり100mgと500mgという膨大な量の銀が投与されました。FDAが行った別の実験では、全く異なる結果が得られています。FDAの実験では、銀ナノ粒子を経口投与しています。実験によりその結果が異なっています。1日、8日、46日、77日です。

 


※コロイダルシルバーを知った時はすでに日本ではなく、コロイダルシルバーに関するすべての用語が英語でした。その為、銀イオン、イオン銀、イオン性銀等日本語の使い方がおかしいかもしれません