コロイダルシルバーの作り方(silver particles)


Reduced Silver Colloids

 

 

これこそ、本当のコロイダルシルバーの作り方と言われている作り方です。

この通りに作ったコロイダルシルバーを飲んだ男性が、2ヵ月以内に前立腺がんステージ3が消えて元気にしています。

 

追加 その後、二人の方がコロイダルシルバーを飲み前立腺がん

この方法で作ると約90%のイオン性銀と10%の銀粒子ができますが、出来上がった溶液に還元剤を使って溶液中のイオン性銀を銀粒子にします。還元剤を使うことにより、90%以上の銀粒子になりイオンは10%以下になります。ここに書いてある作り方で作ったCSは、平均14ナノメートルの粒子ができます。

ネット上に出回っているイオン性CSの作り方を悲観した人が、正しいコロイダルシルバーの作り方を広めたく立ち上げたサイトです。詳しい方々が、詳しい情報を書いてあったり、回答に答えてくれています。ここに書いてあるのは、すべてこのフォーラムを読んだものになります。この方法を知れば、従来の作り方では駄目だったんだと感じます(コロイド銀に限り)。

https://www.cgcsforum.org/index.php?topic=1142.0

 

※上のリンク先のCSのサイトのアメリカ人の方ですが、MMSの話題が出てきた時にMMSの効力を否定していました。CSに関してはものものすごい知識量ですが、MMSに関しては間違った主張をしていました。そこが一つ気になった点で、彼がCSについて書いている効力や使い方すべてが正しいというわけではないと思いました。作成方法が正しいのは間違いないですが、効力や使い方については彼の意見を参考にしながら、自分で必要な部分を選択してみてはいかがでしょうか。


 

用意する物

  • (作りたい量と持っているワイヤーや銀コインの大きさ等を考えて用意)

 

  • 蒸留水 限りなく0が望ましい・RO水(Reverse Osmosis)
  • .9999シルバー or .999 (同じプロセスで作られているので、両者に違いはなく問題なし)

 

  • 炭酸ナトリウム電解質として使用Washing Soda アメリカでは片手に持ったハンマーの絵の箱に入っているのが有名でBaking Sodaも同じ絵柄なのでBaking Sodaを熱して作る場合は、量が変わります 下記参照)

 

 

  • 還元剤 マルトデキストリン、コーンシロップ(サトウキビのものは駄目)、純蜂蜜、グルコース、マルトース、シナモンエキス等

 

  • ミリアンペア計

 

  • 電極を固定する固定具 写真は1ℓビーカーに日本の海苔容器の蓋

 

  • 定電流電源 DC power supply

 

  • 出来上がった溶液を加熱する耐熱の容器(ガラスビーカー等)

 

  • マグネチックスターラー(20ppm以上を作るなら)

 

  • トーチランプ(CS作成に使った銀の後処理用、持っていない場合はガスコンロでも可能)

 

準備とその他

※DC power supplyですが、AmazonやeBayで安く買える品物でも例えば5mAを表示していて実際は7mAであったとしても、用途は達成しているので問題ないとのことです。私が使っている機械では18mAで設定すると、実際は16mA出ます。

※0.001A (4digits) (1mA)の方が好ましい

※トウモロコシが遺伝子組み換えされている可能性があるため、コーンシロップを使用してコロイド銀を作ることについての不安についてですが、コーンシロップはブドウ糖と果糖の2種類の砂糖の混合物です。グルコースまたはフルクトースの分子は、そのソースに関係なくフルクトースの他のグルコース分子とすべての点で同一です。糖分子には遺伝物質が含まれておらず、改変された遺伝子に起因する異常なタンパク質が糖分子に存在することはないので遺伝子組み換えトウモロコシ由来のコーンシロップを使用してもリスクはないそうです。

 

 

必要量の公式リスト

Gelatine (mg):
   PPM * ml / [160...80 ]
         meaning between divide by 160 to divide by 80 (2x as much)

 

Karo (1:1 in vodka - drops):
   PPM * ml / 2000

 

Maltodextrin (mg):
   PPM * <liters> * 14.194  例)320ppm×0.75ℓ×14.194 約3.4g必要

 

Glucose (mg):
   PPM * <liters> * 0.8335

 

Cell voltage minimum requirement vs. electrode spacing
   4.33 * spacing (inches) + 3.5

 

Faraday's Law (minutes to run cell to desired PPM)
   PPM * <liters> * 15 / <cell current(milliamps)>

 

 

作り方

1.電解質と還元剤の用意

電解質(1 molar)

炭酸ナトリウム(washing soda)12.4gをビーカー等に入れ、そこに水を100mlのメモリまで注ぐ

Baking sodaから作った場合(フライパンやオーブンで加熱します)は、10.6gを入れて100mlのメモリまで注ぐ

(ベーキングソーダから炭酸ナトリウムを作る場合、オーブンの天板に広げて177℃以上の温度で30分焼く)

使用量は1リットルに対して1ml(20滴) 例えば900mlの蒸留水で作る場合は18滴

慣れてきたら、電圧を見ながら電解質を必要最低限入れる方法もあります

注意:間違えて食卓塩(塩化ナトリウム)を使用すると、イオン性酸化銀ではなく塩化銀が生成されてしまいます

 

還元剤(酸化銀を銀粒子に還元=イオン性酸化銀をコロイド銀に)

確かKaroには茶色もあったと思いますが使用するのは透明の方のKaro

大量にKaroで還元剤を作ってしまうとカビが生えてしまうので、作り過ぎに注意

 

・この方法を使うと約14ナノメートルの銀粒子ができる(この大きさは微生物に最適で、余にも小さすぎると有毒である可能性があり、逆に大きすぎると血流に入るのが難しくなる)

・Karoシロップを使う場合、同じ量の水で希釈(20ppmのCSで希釈もOK)必要な滴数=ppm * ml / 16000  確実にする為に2滴程多く入れた方がいい

・高濃度(ppm)を作る場合(電気分解と同時に還元剤を加える場合)、ppm*ml / 2000 推奨

・karoをウォッカで希釈した場合冷蔵保存も必要なく長期間保存が効く 必要な滴数=PPM * 水(ml) / 16000 20ppmで1ℓなら1.25滴 保険の為に同じく2滴程多く使う

・karoは20ppmを超えると不安定になるのでgel capを使わないのであれば、マルトデキストリンがおすすめ

・ゼラチンでキャッピングするのであればkaroでも問題なし

・マルトデキストリンの場合は出来上がった1ℓに対し小さじ半分を入れる(長期保存が効くので便利 少し色が暗くなる)

・傷等の外用にはコーンシロップやマルトデキストリンやCinnulinがおすすめ

・細菌性肺感染にはコーンシロップかマルトデキストリンがおすすめ

・キャッピング剤は銀粒子の凝集を防ぐ役目があり、より高いppmのコロイダルシルバーの作成を可能にする

・中和剤や目にスプレーしたい場合等、熱だけで還元する方法もあり

(ホットプレートで温めながら電気分解 熱だけでは部分的にしか還元されず不安定で還元剤を使う方が安定はする 酸化銀が溶解度を超え熱還元が起こる前に沈殿する為に高ppmは作れない プロセスが遅い)

熱かKaroで還元された場合、20ppmまでしか安定しない

マルトデキストリンを使用した場合、100ppmまで作成できる

・Cinnulinは150ppmまでに適している

・分子が大きいほどキャップ (安定剤) として優れているので、カロはグルコースよりも優れた安定剤であり、マルトデキストリンはカロよりも優れた安定剤であり、シナモンフェノールはマルトデキストリンよりも優れた安定剤

 

 

100ppmを作成中

 

100ppm ホットプレート使用で還元剤はマルトデキストリン(ゼラチン加工なし)

リンゴ酢の色とほぼ同じに出来上がります

 

Colloidal Silver Color Samples (cgcsforum.org) 還元剤の量と色

 

 

2.炭酸ナトリウムを蒸留水1リットルに対して20滴加えよく混ぜる(電解質)

例えば800mlの場合は16滴

 

 

3.固定した電極を水の中に入れ電流を流す

UVの影響を受けるので暗い部屋で作るのがいいですが、そうでなくても作れます

 

 アノードとカソードの間は1.5インチ(3.7㎝)

コインに穴をあけて同じく.999のワイヤーで吊る方法もあります

 

※ホットプレートを使う場合は、蓋に穴が開いているタイプの方がよい

※カソードから1.5インチ離した場所に、コイン等の場合は銀を挟むワニクリップを固定する(アノード)

※プラスチックの蓋や木の板等に、銅線等を上下に動かせるように固定する(カソード)

※カソードを水中で上下することにより、セル電圧を調整する

※カソードに銅等を使うので、逆極性のものは使用しない(reversing polarityのものを使うと、他の物質も水の中に発生させてしまう)

※アノードの調整は、アノードを最大にカソードを最小にし、アノードの表面積は最低でもカソードの3倍の大きさである必要がある(特にスターラーを使用しない場合)

※面積の大きいアノードは酸化銀の原因となる銀イオンの生成を最小限に抑え、小さなカソードは電圧を上げ酸化銀の沈殿物を抑えることができる

※1.5インチ幅の電極間で最低3.5ボルトは必要(10ボルトを超えても品質向上なしですが、5mA9.5ボルトが最適とも言われています)

※電極間の距離が違えば、最小電圧も変わってくる

※陰極からは金属が発生しないので、陰極に銀を使う必要はなく銅やステンレスとでも働く

※ワイヤー状の細い銀は低電流で使用し、大きな銀を使えばそれよりも高い電流で早く大容量を作れる

※アノードから煙みたいなものが見える時は電流が高すぎる

※すべての人が同じ数字で同じ結果を出せるわけではないので、自分の最適な結果を自分で見つける

 

 

アノードから発生して蒸留水の中に出たイオン性酸化銀がコロイダルシルバーに還元されるのは、電流と時間にのみ依存するので

15mAのプロセス時間毎に1mgの銀が水に入るという計算に基いて計算(15分で1mA、7.5分で2mA、1分で15mA、、、、)

例 一般的な15ppmのコロイダルシルバーを作りたい場合

15ppmは1リットルあたり15mgの銀なので800mlを15ppmで作りたい場合、800ml×15ppm× 0.015になり、これを流したい電流で割る

例えば1.5mAで作りたい場合180÷1.5=120となり2時間が必要

 

時間=ml*ppm*0.015/mA

リットルの場合は 時間=ℓ*ppm*15/mA

 

高ppmを作る理由は、保管場所と蒸留水の節約のみで効き目と関係はない

紫外線UVが影響するので、暗い場所で作ったりダークライトを使う

 

電圧が高い場合反応はよくなりますが、高濃度が作れるわけではありません(最低でも10ボルト以上は欲しい)

電解質によって電流を一定に保つことができ、それにより最終ppmを計算できる

水の中でカソードを上下に動かしセル電圧の調整をする

特に最初に作るバッチですが、なかなか電流が流れなかったり電極間やカソードの距離の調整が難しいかもしれません

最初のバッチは感覚を掴むつもりでやってみてください

 

マグネチックスターラーを使わない場合

※ワイヤー状の銀線を使う場合は6mA以下に設定(3mA推奨)マグネチックスターラーを使う場合15mAまでワイヤー銀でもいけます

※1ozの銀コインの場合は15mA以下に設定(1ℓの蒸留水とホットプレートと少し多めの還元剤で20mAでも問題なかったです)

マグネチックスターラーを使った場合は、電流を増やすことができます

 

15ppm左 50ppm右

 

 

4.設定した時間が来たら電流を止めて電極を外す

出来上がった直後はこのような透明

この中に使いたい還元剤を入れてよく混ぜ、最低でも60度まで温める

※還元剤なしで熱だけでもできますが、プロセスが完了しない場合もあり、 酸化銀は溶解度を超えて熱還元が起こる前に沈殿するため、熱だけを使用してより高いppm濃度の銀を作ることは不可能

 

すると数分で透明から黄色がかった色に変わる(この色の変化こそが、イオン性銀からコロイダルシルバー(ナノ粒子)に変わった証拠だと言われている)

電子レンジでもいいですが、ガスコンロの方が近くにあるのでガスコンロで

加熱するのは反応を速くする為だけなので、温めずにそのまま置いておくだけでもできます

※絶対に沸騰するまでは温めないでください 

 

上の写真は加熱なしで還元剤を加えただけのCSです

夏の気温で30分~1時間位で綺麗な黄金色になるはずです

加熱は反応を早くするだけの為なので、急ぎでない場合は加熱なしでも作れます

 

 

 

理想の20ppmの色はjohnson&Johnsonのベビーシャンプーの色だと言われています

 

 

青みがかった色は、大きな粒子が存在している(チンダル効果が大きい)

少しサイズが大きくなると少しオレンジになり、反対に小さくなると少し緑がかって見える

粒子サイズと色

 

 

5. 濾過をしたい場合はコーヒーフィルターで

(埃程度しか濾過できないので必ずしも必要なし)は無漂白のフィルターで濾過して容器に入れて保存する(白いフィルダーだと塩素が混ざってしまう)

酸化銀はコーヒーフィルターでは小さすぎるが、銀の大きな破片等は濾過可能

 

 

6. 出来上がり(保管)

この作り方で本当のコロイダルシルバーが出来上がりました。一般的な市販品のコロイダルシルバーとラベル付けだけされているイオンシルバーの様に、色付きの瓶容器に保存する必要もなく、透明なプラスチックの容器に入れて保管しておけます。

 

 

 


 

320ppmゼラチン加工コロイダルシルバー

※作成理由は、蒸留水と保管場所の節約の為であり、飲用目的に高ppmを作るわけではないです

 ppmが高いのを飲めば飲むほど良いというわけではないです

 作り置きができ、場所の節約、本当にその為だけなので、海外に送ったりする必要がない方は作る必要はないと思いますが一応作り方を書いておきます

 

  • 250mlの蒸留水
  • knoxのゼラチン1g
  • 5滴の電解質
  • 40滴のコーンシロップ(1:1で蒸留水で希釈したもの)
  • 15mAで80分
  • 常にマグネチックスターラーを使い温めながら
  • 93度以上で加熱しながら攪拌                

ホットプレート付のマグネチックスターラーで500ml作成(電気分解160分) 

 

300ppmを400ml作成中 (電気分解120分)ホットプレートを使っているので蓋に穴を開けています

 

320ppm ゼラチン入りなので、振れば写真の様に泡がでます

 

320ppmが後20分で完成の時の色 プリンのカラメルの様な色です

 

 

使用時は必ず20ppm以下に希釈 希釈計算 希釈計算

薄める水は蒸留水である必要はありません(高ppmのCSを作る理由は、保管場所と蒸留水の節約だから)

 

320ppmのCS作成は、保管場所の節約の為だけです。320ppmのまま飲まないでください。20ppm以下に希釈してから飲んでください。飲んだとしても害は多分ないだろうと言われていますが、何故高ppmのまま摂取しないで希釈するかですが、胃酸も希釈されて銀ナノ粒子が小腸全体に行き渡るようにする為に希釈したものを飲む方が良いからです

 

熱還元と糖還元

 

加熱しながらCSを作成すると、酸化銀の溶解度限度に達しないので還元されるまで時間がかかります。20ppmまでのCSは、還元剤を電気分解が完了してから加えますが、320ppmを作る場合は電気分解を始める前に加えます。ゼラチン加工も同じで、電気分解開始前にゼラチンをそのまま入れます。その為、先に蒸留水を加熱したもので作成する方が良いと思います。電気分解が終わった後、電極を抜いてしばらくマグネチックスターラーをONにしたまま30分位攪拌することをおすすめします。

 

もしも可能なら、電圧を維持するために20~30分毎に陽極をクリーニングしてください。

※還元剤であるKaroが40滴であるのは、従来の計算式で計算したKaroだと容器が銀色になったり金属味がすることがわかり、議論された結果40滴になりました。

https://www.cgcsforum.org/index.php?topic=5438.0

 

その他のクイックスタートガイド

 

 

 

その他

道具の手入れの仕方

使用したビーカー等の手入れの方法ですが、水道水は使用せずに必ず蒸留水で洗ってください。水道水が1滴でもつけば不純物が混ざります。黒くなったシルバー部分を、トーチランプで次回の為に綺麗にしておいてください。

 

グレーに汚れた瓶は過酸化水素水で綺麗にできますが、過酸化水素はCSを銀イオンに戻してしまうので十分にすすいでください。

 

出来上がったコロイダルシルバーの味

飲んでみて金属の味がすれば、銀イオンが多く存在しています。金属の味がなくなっていれば、ほとんどが銀粒子になっています。電池で作る方法でも、成功していれば同じような金色になりますが、味はほんのりケーキに似たような金属の味がします。ですが、本物のコロイダルシルバーの作り方で作ったコロイダルシルバーは、使った水とまったく同じ味がします。もしもそれ以外の味がすれば、失敗している可能性が大きいです。

 

蒸留水0ppmとRO水0ppmで作った場合の違いが出来上がりの色に出ました。同じ条件の元に作り、RO水だと色に少し深みがあり、蒸留水だともっと透き通っている色になりその違いに気づきました。0ppmの蒸留水を使って作るのが理想です。ジムハンブル氏も、MMS溶液を作る時は蒸留水を推奨しています。コロイダルシルバーも同じです。

 

シナモンエキスの作り方

シナモンパウダー小さじ1をティーバッグに入れ、100mlのウォッカに2日間浸す(使用するウォッカにこだわる必要無し)

 

ゼラチン加工をする理由

出来上がったコロイダルシルバーにゼラチンを加えると、胃酸にやられることなく血流に取り込まれるコロイダルシルバーの量が増えます。

※前立腺がんがコロイダシルバーで消えた友人ですが、ゼラチン加工なしのものを飲んでいました、加工なしで十分効果はあります

コロイダルシルバーをキャッピングする場合、ゼラチン(Knox)1gを240mlのCSに溶かして温め、冷やしてから容器に入れ冷蔵庫で保存

※ゼラチン液を入れたコロイダルシルバーは、スプレーには使用しないこと飲用のみ

・溶かして冷ましたゼラチン液を、まだ温かいコロイダルシルバー250mlに対して小さじ1か2を入れる

・ゼラチンは胃酸の影響をあまり受けないので、内服に最適

・ゼラチンを使うと出来上がりの色が少し濃くなる

・冷蔵庫で保管が必要なので、大量に作らない

・摂取した25%は胃の中で吸収できない大きな結合粒子になるので、キャッピングをすれば全部摂取できることになる

・ゼラチンでキャッピングしていないCSに塩を入れると透明か紫がかった色にかわりますが、ゼラチンでキャッピングしたCSはほとんど色の変化が見られない

・ゼラチンは一番のキャッピング剤(安定剤)ですが、還元剤ではないので単独では使えない


出来上がりの色は、使った還元剤にもより変わります。もしも完全にイオンから還元されているかが不安な時、もう少し還元剤を加えることは問題ありませんが、還元が遅い方が良い結果が得られます。レーザーでチンダル現象をみてもあまり意味はなく、自分の下で味を確かめるのがいいと言われています。作成毎に味を比べていたら、わかってくると思います。

 

高濃度のコロイダルシルバーを作りたい場合ですが、15~20ppmを超えると飽和点に達し、これ以降に生成されたイオン性銀は酸化銀に空気が触れることにより酸化され、写真のように水面に銀色の粉末が浮かんできます。

こうなるのを防ぐため、予め使用する水の中に還元剤を入れ温度を上げます。こうすることにより、イオンが酸化銀になる前に銀粒子にすることができます。こうすれば不要な酸化銀を生成することなく、高濃度ppmのコロイダルシルバーが作れます。還元剤なしで高濃度ppmを設定しても、使用できないものとなるので電極(シルバー)を無駄にするだけになります。

写真は50ppmのコロイダルシルバーを作ったものですが、予め還元剤を数滴加えて電流を流しました。出来上がったものを容器に移したら、写真のように茶色く出来上がったものができます。

右側が電流を止めてすぐのコロイダルシルバー50ppmです。

 


粒子サイズは色によって決まる plasmon resonance(オレンジに近い透き通った黄色)

黄色は10~15nmを意味する

20ppmはリンゴジュースか通常のビールの色で、ppmが高くなっても20ppmに希釈すれば黄色に見える

銀イオンからコロイド銀に還元された時、適切なサイズの粒子になっていたら必ず黄色になる

使う還元剤によって、若干黄色に違いがでる

電流はサイズに影響はない

高ppmを作った場合、20ppmに希釈して使用(蒸留水やスペース節約のために高ppmを作る)

 


そこそこ使えるCS作成機

自分で材料を揃え作るのは面倒だという方、マグネチックスターラーまで付いた機械を購入することもできますが、フォーラムにある作り方と全く同じではないです。

 

写真のジェネレーターはフォーラムにある計算式通り自動計算され、自動で作成時間が終了すれば止まります。この機械を作っているのはイギリス人で、CSのフォーラムではかなり近いところまで来ている機械だと言われています。多分CSフォーラムサイトに影響を受け、作られたみたいです。このジェネレーターは陰極に銅等を使用せず、両極にシルバーを使うreversing polarityなので計算がより困難だと言われています。この機械がきっかけで、trueコロイダルシルバーを知ることができたので一つ買って持っています。上に書いた作り方で作ったCSと色も味もほとんど変わりがなく出来上がるのですが、フォーラムでは陽極と陰極を切り替えるのが良くないと言われています。このジェネレーターで作ったCSと、上に書いた作り方で出来たCSの色と味を比べても20ppmまでなら見分けがつかないくらい同じに仕上がるので、完全ではないと言われていても満足しています。

https://www.silverbearsolutions.co.uk/?product=compact-3-generator

前立腺がんが消えた友人は、前半から中半、主にこの機械で作ったCSを飲んでいましたがすぐに症状が改善されています

※久しぶりにサイトを開こうとしたら、ページが見つかりませんになっていました。以前メールで何回かやり取りしたことがあったのでメールを送ってみましたが、返事が来ません。この機械で作ったCSで病気の改善がありました。youtubeでこの製品を販売していたイギリス人がどうなったか知りたいという動画を作っていた方がいました。本当に病気が治るから妨害されたり買収されたのではないかと思っているようです。私も気になっています。かなりいい品質のCSを作れる機械でした。 2022年夏


左 20ppm   右 50ppm 

ppmが高くなれば、出来上がったコロイダルシルバーの色も濃くなります


1.5インチより広い電極間で作りたい場合

次の計算式でセルの最低電圧を上げると良い


必要電圧 = 3.5 + 6.5 * 新電極間隔/1.5

3インチの間隔では最低電圧は3.5+6.5*2 = 16.5ボルトとなります。電極間が2倍になったのになぜ20ボルトにならないのかの疑問ですが、 セルには実際には4つの電極があり、物理電極2と疑似電極2があるからです。

1.5インチ 10ボルト
2 インチ 12.2 ボルト
2.5インチ 14.3ボルト
3 インチ 16.5 ボルト (最小必要ボルト)

 


作成時の電圧の影響について

9vの電池3個27vで作成する作り方が正しくない理由についてですが、アノードは+に帯電した銀の電極で、銀が酸化して銀のフリーラジカルが生成されます。カソードは-に帯電した電極です (銀である必要なし)。+に帯電したイオンは陽子よりも電子が少ない原子または原子群であり、-に帯電したイオンは陽子よりも電子が多い原子または原子群です。電界強度はアノードとカソード間の電圧をそれらの間の距離で割った値によって決まります。電池の場合、カソードとアノードの間に電界が発生し、これはアノードから電子を取り除き、同じ量の電子をカソードに追加することによって行われます。電子は電界が電池の電圧を正確に打ち消すまで、電極に出入りします。電極間の距離または電圧を変えると、電極上の電子量が変化し、電極は最終的にはコンデンサーのように働きます。


e = kV/d
e = 電界強度 k = 定数 V = 電圧 d = 距離

カソードに面する+(陽極)の表面の電子が不足すると、アノードの表面で銀金属イオンが効率よく生成されます。これら銀イオンは銀フリーラジカルと呼ばれ非常に反応性が高く、不足している電子を補う(回復する)何か他の物と化学的に結合しようとします。蒸留水にあるマイナスイオンは水酸化物イオンOH-だけです。電界により水中の負電荷イオンはアノードに、電荷イオンはカソードに移動します。これにより互換性のある負に帯電したイオン (この場合はOH-) が銀原子と反応して水に溶け、浮遊する水酸化銀 (AgOH) の分子が生成されます。水酸化物イオンがアノードの銀原子に触れると電池はアノードから1個の電子を取り出し、別の銀のフリーラジカルイオンを生成することができます。電流は利用可能な水酸化物イオンの数と、電池によってアノードから除去された電子の数に依存しており、電圧と電極間の距離、すでに生成された水酸化物イオンの数によって決まります。蒸留水のみを使用すると、少量の水分子が解離してH+とOH-水酸化イオンが生成されます。これがコロイド銀プロセスの開始が非常に遅い理由です。1ℓの蒸留水では1㎖の200万分の2未満が、H+イオンとOH-イオンに解離します。水酸化物イオンが銀フリーラジカルと結合して水から除去されると、別の水分子が解離し新しい水酸化イオンが生成されます。酸化銀(AgOH)が溶液に入ると、再び銀イオンと水酸化イオンに解離します。水酸化イオンが一つ取り除かれると、2つの新しい水酸化イオンが生成されて水の導電率があがります。これらの理由から、工程がが進むにつれてスピードが上がります。銀イオンは中性ではなくなった為カソードに引き寄せられ、水酸化イオンは再びアノードに引き寄せられ、別の銀Agを放出します。一部の銀イオンはカソードに到達し、そこで電子受け取り銀イオンを金属銀に戻します。これがカソードに銀の残留物が付く理由です。

コロイダルシルバーを生成するのに必要な最低電圧があり、ナトリウムベースの電解液を使用すると3.5ボルトと非常に低いですが、実際には適切な電流レベルを維持するには、この最低電圧の数倍以上の電圧をかける必要があります。電圧が高いほど、銀アノードとバルク液の間の境界層から水酸化銀をより効率的に除去できます。 これは水酸化銀の濃度をアノードに近い溶解限界以下に保つのに役立ち、溶液中の酸化銀の沈殿を少なくします。電圧が10ボルト未満の場合、水酸化銀の除去率はそれ程高くはないですが、正の効果は直線的ではありません。電圧を2倍にしても、アノード上の酸化銀の堆積は半分にはなりません。マグネチックスターラーで攪拌することにより、より低い電圧を使用することができます。攪拌することにより、アノードから酸化銀も除去されるためです。

電解セルの両端の電圧は、3 つの別々の電圧の合計です。
0.8ボルトのアノード境界層での電圧降下
2.7ボルトのカソード境界層での電圧降下 (電解液を使用する場合)
電極間のバルク流体の電圧降下
これにより最低電圧hあ3.5ボルトになり、これにバルク液の電圧損失が加わります。バルク液を考慮すると最低電圧を高くする必要があり、電解液の量と電極の形状に依存します。

電極間(アノードとカソード)の距離を2倍にすると電界が半分になり、イオンの移動が低下してアノード側の除去率が下がります。また電極間の電気抵抗が増加するため、同電流を維持するにはより高い電圧が必要になります。

一般的なルールは次のとおりです。同じ結果を維持するために必要な最小電圧は次のとおり

Vr = 3.5 + (New spacing) * (Old voltage - 3.5)  / (Old Spacing)

1.5インチの電極間隔は、蒸留水1ℓあたり2ミリモルのナトリウム (1モルの炭酸ナトリウム溶液1㎖)で最大40ボルトの電圧に対して妥当な距離になっています。

( 電圧により銀のアノード表面原子が酸化して電子を失って銀イオンになる。銀イオンの生成を確実にするには最低3.5ボルト必要で、実際にはそれが10ボルトとされている。アノードの大きさに対して電流が高い場合、またはマグネチックスターラーが無い場合、より高い電圧が必要とされる(ワイヤーではなくコイン型が望まれる理由)。そして電圧は生産速度を決定するものではない。)
 


蒸留水はMMS溶液を作ったり洗ったりするのにも必要なので、消費量に対して高いので自宅で蒸留水を作っています。

昔は鍋で作っていましたが、最近はこれで蒸留水を作っています。中国製ですが、意外と壊れずに長持ちしています。1回で4ℓ作れ、約5時間かかります。写真では大きさが伝わりませんが、日本で使っているポットの2倍近い大きさがあります。蒸留水で作った方が、コロイダルシルバーに関しては出来が良く感じます。高ppmを作るのであれば、何回も稼働させる必要がありません。


 

コロイダルシルバーが作れるようになった後は、コロイダルゴールドは如何でしょうか