DMSOとアルツハイマー

アルツハイマーの原因は、アミロイドβ等の特殊なタンパク質の蓄積によって神経細胞が死んでいくという説が一般的です。このアルツハイマーを含む認知症の治療にも、DMSOが使われていました。

これはThe DMSO Handobook for Doctorsの著書の友人で、101歳で亡くなった外国人女性の話しですが、彼女は30年間DMSOを毎日欠かさず使用し(飲んだのか塗っていたのかは書かれてありませんでした)、死ぬまで認知症等の脳の衰えは一切みられなかったそうです。彼女が死ぬまで認知症にならずにいられたのは、DMSOのおかげではないかと言われています。

 

そして、18人のアルツハイマーの患者に対して行われた9ヶ月間DMSOを実際に使った試験においてですが、すばらしい改善がみられました。それもたった3ヶ月経った頃から、その改善がみられ始めました。誰もがわかるような回復は、半年後でした。DMSOを使ったアルツハイマーの試験においての有効性は、神経心理学的によるテスト、記憶力、コミュニケーション能力、集中力で証明されました。時間や空間が認知できない症状も、明らかに減少したそうです。

2 Goppa, S.A. New Possibilities in the Treatment of Patients with Alzheimer's Disease. Department of Neurology and Neurosurgery, Medical University, Kisheiner, Mokdova.

 

 

DMSOを使った治療はできるだけ早く始めた方がよく、初期段階の患者の方が激的な改善が見られます。DMSOの使用は、将来発症するかもしれないアルツハイマーの予防までできるんですね(≧∇≦)/ 

 

※ヤコブ博士の研究からは、DMSOはアルツハイマー病患者の特徴的な脳病変で発生するタンパク質である脳細胞の機能喪失の原因となると言われているアミロイドを溶解することがわかりました。

 

原発性のALアミロイドーシスの場合、7~16か月DMSOを投与しても効果はみられず、最後は心不全で亡くなったか透析のままでしたが、二次性アミロイドーシスではDMSO投与で腎機能の明らかな機能改善がみられました。但し、重篤な場合やかなり進行していた場合に効果はみられず、初期段階の場合に効果があったとされています。